コーヒーノートの使い方ガイド
専門用語や評価方法をわかりやすく解説します。
気になる項目だけ読めばOKです。
🌍 シングルオリジンって何?
一つの産地・農園から来るコーヒー
スーパーで売られているコーヒーの多くは複数の産地のコーヒーをブレンドしたものです。シングルオリジンは「エチオピアのこの農園のこの品種」というように、産地が明確な一杯です。
個性を楽しむ
農園・品種・処理方法によって、フルーツのような酸味、花のような香り、チョコレートのような甘みなど、まったく異なる個性が生まれます。ワインのような感覚で楽しめます。
このアプリでできること
飲んだコーヒーの産地・品種・味わいを記録して、自分だけの珈琲地図を作ることができます。パッケージを撮影すると情報を自動で読み取ります。
⚙️ 精製方法(Processing)の違い
コーヒーの実からタネ(豆)を取り出す方法のことです。これが味わいに大きく影響します。
☁️ ウォッシュト(水洗式)
実の果肉を洗い流してから乾燥。クリアで明るい酸味、クリーンな味わいが特徴。初心者に飲みやすい。
☀️ ナチュラル(乾燥式)
実ごと天日干しにする昔ながらの方法。フルーツのような甘みと香り、発酵感が出やすい。個性的な風味。
🍯 ハニー
果肉を一部残して乾燥。ウォッシュトとナチュラルの中間的な味わい。名前の通り蜂蜜のような甘みが出ることも。
🔬 アナエロビック
密閉タンクで酸素を遮断して発酵させる新しい方法。独特の複雑な風味が生まれる。近年注目の精製方法。
📊 スコアリングの見方
スペシャルティコーヒー協会(SCA)が定めた評価方法を参考にしています。7つの項目を6〜10点で評価し、合計点を出します。
| 項目 | 何を評価するか |
|---|---|
| Fragrance /Aroma | 挽いた粉の香り・お湯を注いだときの香り。フローラルか、フルーティーか、ナッティーかなど。 |
| Flavor | 口に含んだときの味わい全体。甘み・酸味・苦味のバランスや個性。 |
| Aftertaste | 飲み込んだ後に残る余韻。長く心地よい余韻があるほど高評価。 |
| Acidity | 酸味の質と明るさ。「えぐい酸っぱさ」ではなく、フルーツのような爽やかな酸味が高評価。 |
| Body | 口の中でのコーヒーの重さ・質感。水のようにさらっとしているか、とろりとしているか。 |
| Balance | 各要素のバランス。突出した欠点がなく全体的にまとまっているかどうか。 |
| Overall | 全体的な印象。「また飲みたいか」という気持ちで評価してOKです。 |
スコアの目安(7項目 × 最大10点 = 70点満点)
🌱 テロワール評価って何?
「テロワール(Terroir)」はもともとワインの言葉で、「その土地の個性」のことです。コーヒーも産地・農園ごとに異なる個性があります。
🎭 コンプレクシティ(複雑さ)
一口飲んで、いくつもの香りや味わいが感じられるかどうか。「なんか複雑でよくわからないけど美味しい」という感覚が高スコア。
🗺️ テロワール表現(土地の個性)
「あ、これエチオピアっぽい」「ケニアっぽい酸味だ」という、その産地らしさを感じられるかどうか。産地の個性が味に反映されているコーヒーは高評価。
💎 クリーンカップ(透明感)
雑味や嫌な風味がなく、味がクリアに感じられるかどうか。水に溶いたときにきれいな風味だけが感じられるイメージ。
💡 初心者アドバイス:テロワール評価は難しければ全部「3」のままにしておいてOKです。慣れてきたら少しずつ調整してみましょう。
🎨 フレーバーホイールの使い方
まず大カテゴリを選ぶ
「フルーティー」「フローラル」「スウィート」など、全体的な印象に近いカテゴリをタップします。
具体的な風味を選ぶ
カテゴリを開くと詳細な風味が出てきます。「なんとなくこれっぽい」というものを複数選んでOKです。
正解はありません
コーヒーのフレーバーは主観です。「チョコっぽい」と感じたらチョコレート、「花みたい」と感じたらフローラルを選びましょう。慣れると面白くなります。
📱 アプリの便利な使い方
パッケージを撮影して自動入力
「新規記録」画面の一番上にある「カメラで撮影」ボタンで、コーヒーバッグのラベルを撮るだけで産地・品種・精製方法が自動で入力されます。
記録一覧で検索
記録が増えてきたら、店名・産地・品種でキーワード検索できます。「また行きたいお店」を探すのに便利です。
統計で好みを発見
記録を重ねると、自分がよく感じるフレーバーや好きな生産国の傾向が統計に出てきます。自分の好みの発見につながります。